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春餅レッスン
今週は文化センターにてイベント(午前)と定期講座(午後)で春餅をやりました。
春餅…という名前はあまり知らなくとも北京ダックを頂く時にくるむ皮、と言えばピンとくる方が多い、薄いクレープ状の小麦粉の生地。(名前の由来はメニューにてご紹介しています😀)
麺棒で大きく皮を伸ばしますが、点心を習うのが全く初めての方でも最後の"餡を包む"工程が無いので入門編として割と取り組みやすい点心です。
麺棒の使い方をしっかり学べますし、お家での復習もやりやすいと思います。
この生地は伸ばした生地を蒸して仕上げるやり方とフライパンで焼いて仕上げる方法と2通りありますが、レッスンでは焼く方法でご紹介しています。
伸ばして焼いて仕上げた後は、具材のお土産とそのレシピを差し上げています。
お土産のメニューは3種。
ダック(鴨)の代わりに地鶏のもも肉のパリッと焼き。人参の花椒油和え。ミントのサラダ。
全部北京風の食材。お肉には白髪ネギと甜麺醤もおつけしています。
ご希望で、自分で焼いた皮にお土産用のおかずをくるんで少し試食していただきました。
午前、午後とも生徒さん達からお肉がしっとりして美味しい😋ーとのお声が。
このお肉の味つけは鶏の違う部位や豚肉などでも応用できますので、ご自宅でも作って色んなメニューに展開して、お料理を楽しんで頂ければと思います。
当日は突然雨が降ったり、天気の安定しない日でしたが、ご参加頂きましてありがとうございました🙇。
野菜まんレッスン
先日の野菜まんレッスン。
良いお天気だった前日とは打って変わって雨のちらつくお天気でした。
お2人とも肉まんは受講済み。お家でも作られていて、今度は野菜まんの成形をマスターしたいということでレッスンにお越し頂きました。
色粉を入れ発酵生地を作ってから、分割して皮を伸ばすところまでは肉まんと同じ。
発酵を待つ時間に、9種類(プラス1種類)の素材で中身の餡を作るところをお見せしました。餡に入れる野菜や素材のバリエーションなども併せてご紹介。
それから本番の木の葉包みの成形となり、包み方を3つの段階に分けて説明しました。
最初は順番にひだを寄せるだけで手一杯になりやすいのですが、きれいな葉脈を作るためのコツも一緒に習得して頂く必要があります。
無事包み終えてから、蒸しあがった点心を試食して頂きました。
"美味しい!(精進なので)罪悪感が無い!"これなら年寄りにも食べさせやすい!"などの感想を仰って頂きました。
お1人はお家で早速夕食に出したら、今まで見たことの無い色、形、味の包子を見てご主人がびっくりされたとか。
中身は色々工夫できるので、お家でも是非、"我が家の野菜まん"を作って楽しんで頂ければと思います。
成形は是非忘れないうちに復習してくださいね。
終了後は予報通り、雨☔が降り出していました。
まだまだ寒い中をご参加頂きましてありがとうございました。
野菜まん 2種類の生地で試作。
3月にお教えする予定の野菜まん。
今回は試作を老麺、イースト、2種類の生地で作りました。
私が師匠から習ったのは老麺生地で作る野菜まん。
最初に作ったのは老麺をおこし、ほうれん草パウダーを入れて作った生地。(ふわふわに美味しくできました)
もう一つ、クラスでお教えする予定のイースト生地を色を入れずに作ってみました。
イースト生地は包んでからもどんどん発酵していくので、ヒダが綺麗に残るかな?というのが懸念する点。細かめにヒダを入れてみました。
結果はキレイに仕上がってくれてホッ😅。
老麺生地とイーストで生地、食べた感触は少し違いますが、イースト生地の野菜まんも美味しい😋。
何より手軽に作れるのは良いですね。
(蒸す前より1.5倍くらいに膨らみます)
大根餅
文化センターで2月の大根餅レッスンを行いました。
今年は大根を切ったり、他の素材を切るところから
生徒様の実習です。
2月にしては異例の高温となった前日とは違い、気温がかなり低めだったからか、粉類や材料を入れた生地が固まらず、いつもとは異なる液体状態…💦
生地を鍋(フライパン)に入れ直し、温めて煮詰めました。いつもは固まらない際のリカバリー方法としてお伝えしているやり方ですが、実地でお伝えすることになり😅ました。
昨年はデモ形式でやったので、私が生地を作ったものをお分けする形でやりました。そのため生徒様がお家で自分で作ってみたけど、生地がシャバシャバだった、固まりにくかったなどのお声を後でお聞きしました。
このハプニング、かえって作り方をしっかり理解して頂ける機会になったかも(怪我の功名😅?)。。
蒸している間にお家での実習用に、紅大根と粉類と小エビをお分けし、材料を切ったり計量して頂きました。
是非赤い色の大根餅も作って楽しんで頂きたいと思います。(両方切って並べたら紅白になりますね😊)
生徒様が型に詰めた大根餅は40分経ち、美味しそうに蒸し上がり。
生地の切り方、焼き方、合わせるタレ(とろみ醤油と甘辛醤)などをご紹介し、無事お開きとなりました。
蓮の葉ちまきレッスン
今週は前半、東京では雪が降り積もるお天気、後半は天気が良い日が続いていますね。
今週は蓮の葉ちまきのレッスンを2回行いました。
中国や台湾、香港で端午節(今年は6月10日)に食べられているちまきは漢文でお馴染みの有名な屈原の故事に因んだものですが
元々現地では夏に向かう体調の崩しやすい時期に無病息災を願い、ちまきを作って食べる習慣があったようです。
(新暦5月5日に祝う日本の端午の節句は、中国の端午節が伝わってきたものですが、武家社会を経て次第に男子の節句になり、日本独自の習慣になったようです)
中国各地、台湾の南北でそれぞれ特徴のあるちまきがありますが、香港では蓮の葉にくるんだちまきが有名。
このちまきは割に簡単に作れますし、蒸しあがった時の香りがとても良く、食べやすい大きさなので私自身も好きな点心の一つです。
大きな蓮の葉を切ってから処理し、具材を作ってから蒸したもち米と一緒に包んで蒸しあげます。
生徒さんは乾燥した蓮の葉を見るのは初めてのようで、楽しそうにハサミ✂️を使って切っていました。
冷凍も出来ますので、お家でゆっくり楽しんで頂けると良いですね。
今週は悪天候の日に、遠くからおいで頂いた生徒さんもいらっしゃいました。
今月もご参加頂きましてありがとうございました。