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2024-02-23 18:15:00

大根餅

文化センターで2月の大根餅レッスンを行いました。

今年は大根を切ったり、他の素材を切るところから

生徒様の実習です。

2月にしては異例の高温となった前日とは違い、気温がかなり低めだったからか、粉類や材料を入れた生地が固まらず、いつもとは異なる液体状態…💦

生地を鍋(フライパン)に入れ直し、温めて煮詰めました。いつもは固まらない際のリカバリー方法としてお伝えしているやり方ですが、実地でお伝えすることになり😅ました。

昨年はデモ形式でやったので、私が生地を作ったものをお分けする形でやりました。そのため生徒様がお家で自分で作ってみたけど、生地がシャバシャバだった、固まりにくかったなどのお声を後でお聞きしました。

このハプニング、かえって作り方をしっかり理解して頂ける機会になったかも(怪我の功名😅?)。。

 

蒸している間にお家での実習用に、紅大根と粉類と小エビをお分けし、材料を切ったり計量して頂きました。

是非赤い色の大根餅も作って楽しんで頂きたいと思います。(両方切って並べたら紅白になりますね😊)

生徒様が型に詰めた大根餅は40分経ち、美味しそうに蒸し上がり。

生地の切り方、焼き方、合わせるタレ(とろみ醤油と甘辛醤)などをご紹介し、無事お開きとなりました。

 

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2024-02-10 21:09:00

蓮の葉ちまきレッスン

今週は前半、東京では雪が降り積もるお天気、後半は天気が良い日が続いていますね。

今週は蓮の葉ちまきのレッスンを2回行いました。

中国や台湾、香港で端午節(今年は6月10日)に食べられているちまきは漢文でお馴染みの有名な屈原の故事に因んだものですが

元々現地では夏に向かう体調の崩しやすい時期に無病息災を願い、ちまきを作って食べる習慣があったようです。

(新暦5月5日に祝う日本の端午の節句は、中国の端午節が伝わってきたものですが、武家社会を経て次第に男子の節句になり、日本独自の習慣になったようです)

中国各地、台湾の南北でそれぞれ特徴のあるちまきがありますが、香港では蓮の葉にくるんだちまきが有名。

 

このちまきは割に簡単に作れますし、蒸しあがった時の香りがとても良く、食べやすい大きさなので私自身も好きな点心の一つです。

大きな蓮の葉を切ってから処理し、具材を作ってから蒸したもち米と一緒に包んで蒸しあげます。

生徒さんは乾燥した蓮の葉を見るのは初めてのようで、楽しそうにハサミ✂️を使って切っていました。

冷凍も出来ますので、お家でゆっくり楽しんで頂けると良いですね。

今週は悪天候の日に、遠くからおいで頂いた生徒さんもいらっしゃいました。

今月もご参加頂きましてありがとうございました。

 

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2024-02-07 10:45:00

肉まんレッスン

先週の金曜日に肉まんレッスンを行いました。

生徒さんはお家でも時々作られているそうで、マイ麺棒とカードをご持参くださいました。

成形の際にヒダの寄せ方のご説明をしたら、説明がとてもわかりやすいです!とおっしゃりとても喜んで頂けました。

(お役に立ててとても嬉しい😊です。)

そこから先は順調に進んで、お手本の私のものよりも細かくひだを寄せて、上手に成形されていました。

お家でも時々作られているからでしょうか、早いながらもとても丁寧な成形でした。

その後の試食タイムでは、肉まんに入れるワンポイントの素材、あんまんの餡にプラスした素材も美味しいと言って頂けました。喜んで頂けて良かったです。

お家でお子様にも喜んで頂けると良いですね。

 

レッスンにご参加頂きまして、ありがとうございました。

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2024-02-03 12:20:00

野菜まん試作中…

ただいま2月、3月のレッスン予定の野菜まんの試作中。

精進餡なのでお肉や魚、海鮮系の調味料(オイスターソース)などは入らないですが、しっかり食べ応えのある餡にしたい。師匠に習ったものをもとにオリジナルの餡を考えています。

素材の野菜の取り合わせ、水分を吸って美味しくなる素材…など考えるのは大変ながらも、なかなか楽しい😃作業。

生徒さんがお家で作りやすいよう手に入りやすい素材で作ります。

これは老麺生地で成形してみました。老麺生地で作る点心はやはりふわふわで美味しい😋です。

 

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2024-01-27 22:14:00

水餃子とレッスン

23日と26日に水餃子のレッスンを行いました。

日本で餃子といえば焼き餃子のことを指しますが、中国では餃子といえは水餃子を指します。

水餃子は焼き餃子の皮よりも厚くてモチモチの皮。中に肉や海鮮や野菜、色んな素材の餡を入れて包んでから、お湯で茹でて食べます。

タレはあちらでは黒酢だけ、そこに少し醤油を足したりして食べたりするのがポピュラーなようです。レッスンではお手軽醤というつけダレをご紹介しています。

(このタレは水餃子だけでなく、大根餅や唐揚げにも合います)

水餃子の本場、北京など中国北方は寒冷地なのでもともと小麦粉が主食の地域。

モチモチの皮が主食、中身の餡がおかずにあたり、(ご飯とおかずが一緒になっているようなもの)日常的に作って食べられているものです。

春節の前の大晦日には、家族総出で水餃子を沢山作り、茹でて食べる年越しの習慣もあります。

かなり前になりますが、北京でアメリカの大統領も訪れたことのある(写真が飾ってありました)水餃子の美味しいレストランに行った事があります。

そこでガラス越しに水餃子を包んでいるところを見学したことがありますが、麺棒で1度に2枚ずつ皮を伸ばし(5秒で!)、包む餡の種類ごとにグループに分かれて物凄いスピードで餡を包んでいました。まさに職人技で、感心しながら見たのを覚えています。

餡の種類もトマトと卵、ラム、ファンネルの入ったものなど実に多種多彩でした。

 

日本には美味しい焼き餃子が沢山ありますが、実は私たちが食べる焼き餃子はラーメンと並んで、日本で発展した日本料理ともいえるもの。

中国では前夜に作って茹でた水餃子が残ると茹で直しでは美味しくないので、焼いて食べるようですが、中国人にとっては"焼き餃子"というと連想するのはそれ。(勿論来客には出せないですね。)

この認識の違い、なかなか面白いですね。

実はあちらにも鍋貼(ゴーティエ)という、焼き餃子に似たものがありますが、日本のものと違い皮を完全に閉じずに、焼く際に餡のお肉の香りが漂うように成形します。

家庭料理というより屋台の料理で、日本の焼き餃子とは形がちょっと違うものです。

 

レッスンの話に戻ります。

水餃子はモチモチの生地で(茹でても伸びないためにこの皮の生地を作る時には秘訣があります)厚めの皮を作ります。焼売の皮よりは厚めなので伸ばしやすいです。

包み方は何種類かありますが、当教室でお教えしているのは、私の師匠から習ったもの。

左右両側にヒダを寄せます。ヒダを中心で交わるように作り、中心が今の季節。中心の右側が次の季節、左側が過ぎた(去年)季節を表します。

 

ヒダを作る際の指の動かし方が少し難しいので、生徒さん達は最初は悪戦苦闘されますが、中盤以降になると段々慣れてきます。

少しずつコツを掴んでヒダを上手に寄せられるようになり(上手く出来る頃に終了間近なんですよね)

これ、なかなか楽しい!という声をお聞きすると、こちらもホッと😅します。

忘れないうちにお家でも復習して作って頂けると良いですね。

水餃子はそのまま食べる以外にもお鍋に入れたり、スープに入れても良く、色んな食べ方があります。

26日の生徒さんはおでんに入れてみるそうです。

今度いらした時に感想をお聞きしようかと思います。

お家でも時々作って、色んな食べ方で楽しんで頂けると良いですね。

 

今月もご参加頂きましてありがとうございました。

 

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