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2024-11-17 21:09:00

松茸肉まんとお料理のレッスン

阿佐ヶ谷区民センターにて初の点心とお料理の

レッスンを行いました。

この会場を使うのは今回が初めてです。

 

とても積極的な生徒さん達にお集まり頂き、和気藹々した雰囲気の中で楽しくレッスンを進める事が出来ました。

 

松茸肉まんは生地の発酵時間の都合があるので

レッスンのスタートはおこげの麻婆餡掛け。

おこげの作り方(作り済み)を説明してから

揚げるところまで見て頂きました。

持参した市販のおこげ(鍋巴)も少し揚げて

手作りのものと両方を試食。

 

おこげは油で揚げると、油からの熱の作用で膨らみます。

市販のおこげは機械でしっかりプレスされて作られているせいか、油で揚げると手作りのものよりも大きく膨らむ様子に、生徒さん達もびっくり🫢されていました。

こういう発見もレッスンの楽しみ😃ですね。

 

皆さんからは、おこげが自分で作れるんですね!などの感想を頂きました。

 

おこげを揚げ終わったら麻婆餡作り。

おこげの麻婆餡かけが完成し、

続けて、松茸入りの肉まんの生地作りがスタート。

発酵待ちや作業の合間に岩のりのスープと、胡桃の甘いスープを作りました。

 

胡桃のスープは、今回使った胡桃は地元の八百屋さんで購入した青森産のもの。

手軽で扱いやすい外国産のロースト済みの剥き胡桃を使ってもよいのですが、今回はレッスンなので

国産胡桃(殻付き)で作ってみました。

味も外国産のものより濃厚です。

 

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くるみ割り器を持参し、レッスンの際に

生徒さんにも少しだけ胡桃の殻割りを体験して頂きました。

皆さん、初めて扱う道具に最初はちょっぴり緊張された様子でしたが、使い方を説明したら上手に割っておられました。

 

松茸肉まん、岩のりのスープ、胡桃の甘いスープを

仕上げてから、作り済みの胡麻あんまんにスタンプを押してレッスンが終了しました。

 

今回は予定終了時間をかなり過ぎてしまい

試食タイムに合わせて、持参の茶器のセットで菊花茶をお淹れする予定が出来ず、申し訳無かったです🙇

 

代わりに簡単に淹れ方を説明し、菊花の

お茶はお土産としておつけしました。

ご自宅でゆっくり楽しんで頂けますように。

 

今回のメニューは薬膳を意識して作った

メニューでは無かったのですが、結果的に

秋冬の季節の身体に良い食材を使ったメニューに

なりました。

 

どのお料理も、作り方はそれほど複雑で無いので

お時間に余裕がある時に、トライしてみてください。

 

 

今回受講された生徒様からご希望もあったので、

また次回も点心とお料理のレッスンの開催を考え中です。

 

季節に合った食材を使って、シンプルで美味しい

お料理を次回も(1〜2月)紹介出来たらと思います。

(次回は時間通り終了を目標にします!)

 

生徒様には、お忙しい中をご参加頂きまして、

どうもありがとうございました。

 

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 (松茸の香り高い肉まん)

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(島根県産の岩のりを使ったスープ) 

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(青山椒の香りたっぷりの緑麻婆餡)

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 (胡桃の甘いスープ)

2024-09-21 17:07:00

手軽に作れる、つまめる発酵小籠包

 

蝉の鳴き声が聞こえなくなり、日が暮れるのも少し早くなってお彼岸間近ですが、

毎日暑い🥵日が続いていますね。

来週から秋らしい涼しさに🍂なってくるという

天気予報通りに、そろそろ本格的な秋が来て欲しいですね。

 

先日、師匠のところで、点心修行をしてきました。

 

習ったのは小籠包と酸辣湯。

 

小籠包というと、薄い皮の中にスープと餡が入っていて、レンゲにのせて針生姜とお酢と一緒に頂くものを思い浮かべるのが一般的ですが

今回師匠より習ったのはスープの出ないタイプです。

スープたっぷりのタイプは、正式には小籠湯包と言い、レストランで頂くもの。

(本日よりレッスンメニューにある小籠包のメニュー名を小籠湯包に、改めました🙇)

 

この小籠包の中身はジューシーな肉餡ですが、スープはあまり出ないタイプ。

手軽につまんで食べられます。

そのまま食べても充分美味しいですが

台湾では味変用に豆板醤(大陸のものと違って塩味が強くなくてサラッとしたタイプ)をつけて食べたりします。

テイクアウトで頂くタイプの小籠包。

 

包み方は肉まんと全く同じで、皮も肉まんと同じ発酵生地。(小籠湯包は発酵生地でなくて、小麦粉生地。)

皮の感じは、肉まんよりも薄くて柔らかく、

小籠湯包よりも厚めでふわふわという

肉まんと小籠湯包のちょうど中間の食感といったところでしょうか。

 

蒸し上がったものはちょっとシワシワな見た目😅でしたが、見た目に反して?

ひと口食べてみたら何ともジューシーな肉餡!

味もしっかり、とても美味しくてびっくり🫢しました。

小ぶりな大きさなので、食べ出すとついつい2個目、3個目…と手が止まらなくなるほどでした。

 

軽食や夜食、パーティのメニューに出したら、あっという間に無くなりそう。

 

師匠のレッスンでは、この小籠包にサッパリした酸辣湯と合わせて頂きました。

台湾でも小籠包と酸辣湯がメニューの組み合わせになっている事が多いとか。

 

小籠湯包の皮より伸ばしやすく、包みやすく、

ゼラチンスープの用意も要らないので

手軽に作りやすい。

我が家でも肉まんと並んでよく作る点心になりそうです。

 

近いうちに、皆さんにもご紹介したいと思います。

 

以前からのメニューにある小籠湯包は、肉まんレッスンの体験者の方にお勧めとなっていますが、

この小籠包は、小籠包が好きなので、まず小籠包をやってみたい!という方もチャレンジしやすいです。

 

ご興味がお有りになる方は、お問い合わせくださいませ。

 

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2024-09-14 12:10:00

自家製豆板醤

豆板醤の勉強会に参加してきました。

 

2年前にもミシュランビブグルマンを取った地元の

四川料理店での勉強会に出席したことがあります。

 

2階の秘密の部屋?に上げて頂き、仕込み中の豆板醤(1〜4年もの)、大豆で作った豆板醤や、青唐辛子で漬けたものなど、年代別、豆や唐辛子の種類違い、色々な豆板醤を味見。

 

お店にて、豆板醤を使った料理(麻婆豆腐、麻婆茄子、麻婆春雨など)他、盛りだくさんのメニューを頂きました。

お店のご主人が目の前で仕込んだ豆板醤を

少し分けて頂き、持ち帰りました。   

     

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そして今回。

知り合いからそら豆麹の作り方から習えるという

勉強会のお誘いを頂き、参加してきました。

 

前回習った伝統的な豆板醤は、材料の種類は少なめ、塩をたっぷり使って2〜4年、比較的長く寝かせるのに対し、

今回習ったものは塩分控えめ。

他の材料を色々加えて作り、仕上がりも1年以内と

短め。

 

豆板醤は大きく分けて2種類あり

伝統的な作り方の(有名なものは、四川の工場で

作られている郫県豆瓣🟰ピーシェン豆板醤。

日本でも購入出来ます ) "老豆板醤”と

老豆板醤よりも短期間で完成する

"紅油(家常)豆板醤" と教わりました。 

 

仕込みが終わった後、昼食。

メニューはスープに自家製豆板醤をたっぷり入れた火鍋。

中身はお肉や、厚揚げ、きのこや葉物野菜。棗や辣白菜など。酒醸などを隠し味に。

外気温34℃のこの日、エアコンの効いた室内でしたが、熱々の火鍋を頂くと、顔に滝汗💦状態。

豆板醤、具材からのエキスの染み出したスープが

とても美味しかったです。

(参加者全員完食😋)

 

食後に乾燥そら豆から、そら豆麹を仕込む過程の

説明とデモ。

 

仕込んだ豆板醤とそら豆麹(作り済み)を頂いて帰ってきました。

 

持ち帰った豆板醤は、毎日1回かき混ぜながら

(1ヶ月間毎日やるらしい😅)寝かせ中です。

 

そら豆麹は保存用調味料の入ったパウチに入ったまま、調味液が行き渡るように、時々袋を揉みながら寝かせています。(これは2週間くらい)

 

2年前の勉強会で分けて頂いた老豆板醤は、

美味しいと言われる3年物まであと1年なので、

来年は美味しい2種類の豆板醤が食べられるかなと

今からワクワク😆しています。

 

寝かせ中のそら豆麹は、使えるようになったら

また新たに豆板醤を仕込もうと思っています。

 

今回は、そら豆麹の作り方も習いました。

そら豆麹から手作りしての自家製豆板醤作りにも

チャレンジしたい。

 

いずれは、お教室でも手作り豆板醤のレッスンをやれれば、と思っています。

 

まずは自家製から!

 

 

 

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 (紅油豆板醤。毎日かき混ぜています)

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 (火鍋。真ん中の白いものは酒醸)

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 (そら豆麹…霉豆板 メイトウバンと言います)

 

2024-08-11 20:41:00

酸豆角炒肉末(発酵ささげを使った炒め物)

 本日はこの季節に作ると美味しいお料理、

酸豆角炒肉末、発酵させた十六ささげと豚ひき肉の炒め物について。

元々は愛知県や岐阜県(沖縄でも取れる)が主な産地の十六ささげ。

一見するといんげんに似ていますが、長さがあり(鞘の中に豆が16個並んでいるから十六ささげと言うのだとか)食感はいんげんよりも柔らかいです。

 

東京辺りではあまり見かけませんが、最近はお盆近くになると、八百屋さんの店頭、スーパーの地場野菜コーナーなどに並んでいるのをポツポツ見かけるようになりました。

※ 中華食材店などの生鮮品コーナーには扱いがあります

 

出回る量も少なく、ごくわずかな期間しか手に入らないので、見かけたら酸豆角(発酵十六ささげ)を作るチャンスです。

 

酸豆角は作り方は色々ありますが、4〜5%の塩水に花椒、八角、シナモン、にんにく、生姜、唐辛子等。

これに白酒(バイジュウ。中国の蒸留酒。高級なものとして茅台酒が有名。種類によってアルコール度数が違いますが40%〜56%くらい)を少し加えた液を用意して漬け込みます。

お酒の役割は、殺菌と香り付け。

塩水に香辛料を入れて鍋で沸かし、冷ましたものを清潔な瓶に入れ、白酒を注ぎます。

ささげを漬け込みます。

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3〜4日経つと色が変わってきます。

1週間ほど経つと、柔らかくて酸味たっぷりの美味しい酸豆角が出来上がります。

これを豚ひき肉と炒めて、酸豆角炒肉末を作ります。

 

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このお料理は作ってみると、いくらでも食べられそうな後を引く美味しさです。

酸豆角を漬け出すと、必ず毎年作ると言う人がいるのがわかります😄。

ご飯のおともには勿論、常備菜に最適。

 

以下に、作り方を簡単にご紹介。

お肉とささげはほぼ同量ですが、ささげを僅かに多くします。

お肉は発酵ささげを美味しく食べる為のダシ的な役割です。(あまり強い味付けにしない方が良いてす)

 

フライパンに油をしいて、粗く潰したにんにくと唐辛子を炒め(焦がさないように。唐辛子はそのままでも、取り出しても。)

香りが出たら、すぐに豚ひき肉を入れます。

豚ひき肉はあまりポロポロにせずに、小さな固まりがあるくらいの状態でOKです。

 

弱火でじっくり火を通し、全体が白っぽい感じになってきたらお酒(日本酒で可。大さじ1程度)ふりかけます。

 

肉をフライパンの端に少し寄せ、反対側の端に豆板醤(小さじ1〜2。辛さは好みで調整)を入れてよく炒め、薄口醤油も少々入れます。

 

調味料が液体状になってきたらお肉と混ぜ、肉に味をつけたら、続いてささげを投入します。

 

ささげとお肉を馴染ませてから、フライパンに蓋をし、1分ほどしたら出来上がりです。

 

暑くて食欲の落ちる季節ですが、夏ならではの美味しい野菜、旬のお味があります。

火の前に長く立たなくても作れる美味しいお料理は助かりますね。

酸豆角は出来るのに1週間ほどかかりますが、このお料理はとても手軽に作れます。

 

※ささげを漬けた塩水は、取っておいて次回以降も使えます。(老塩水)。老塩水を入れると2〜3日早く仕上がります。

 

もしささげが手に入ったら、この季節だけの味ですので、作ってみては如何でしょうか。

(手に入りにくいようなら、インゲンでやってみても良いかもしれません。)

 

まだまだ厳しい暑さが続きますが、

この季節を大事に過ごして、夏の疲れを残さずに、爽やかな秋を迎えたいですね。

 

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 (発酵ささげと栗の肉まん)

 

 

2024-07-31 11:31:00

肉まん

 毎日、猛烈に暑い日々が続きますね。

(私は毎日水出しのお茶ばかり飲んでいます)

肉まんのレッスンを行いました。

暑い盛り、肉まんのレッスンをご予約してくださるのはきっと熱心な方だな、と思いましたが

小さなお子さんを持つお母様でした。

食の細いお子さんの為に、安心出来る材料で肉まんを手作りしたいという事で参加されました。

肉まんは生地作り、皮の伸ばし方、包み方など

習得する技術、それぞれのポイントがあります。

最初の難関が、麺棒を使っての皮伸ばし。

細い麺棒を使うのは初めてのようでしたが、

何回かご指導するうちに、上手に丸く皮を伸ばせるようになりました。

作業が終わった後でご本人は肉まんの中身を包むのがなかなか難しい…とおっしゃっていましたが、

左手の使い方、ヒダの取り方などの基本は理解されていましたので、自信を持って下さいね😀

お家でも作っているうちに段々とコツを掴んで上手になると思います。ぜひ、忘れないうちに復習してみてください。

 

ご自宅に帰られてから、子供が早速食べてくれました。復習、頑張ります!とのご感想を頂きました😊

 

本日は帰りの時間に雨(夕立…)に降られてしまい、

ご足労をおかけしました。

暑い中、雨降りもあったり、厳しい気候の中をおいで下さいまして、ありがとうございました。

お忙しい日々と思いますが、またご興味のあるものがありましたら、ぜひご参加ください。

 

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(自宅で。色々混ぜたらモクテルみたいな外見になりました。

梅シロップドリンクにローゼルティーを混ぜて。

ローゼルは台湾産のハイビスカス🌺の仲間のお花。ビタミンC、クエン酸などたっぷり含むので、

夏の疲労回復や、美容にも良いです。日本では沖縄でも取れるようです。

塩分として、梅酢をほんの少し入れました。

一応😀熱中症対策ドリンクになっています。)

 

 

 

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