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角煮バンズと花巻
梅雨の間の晴れ間の日に、
角煮バンズと花巻のレッスンを行いました。
生徒さんとご一緒に参加されたお孫さんは、
はるばるアメリカから帰省されてのご参加です。
お孫さんは現地でパンを習ってらっしゃるとのことでした。
イースト生地で生地を作り、角煮を挟むバンズと花巻、両方を作りました。
お孫さんの方は、中華の生地は初めてとのことでしたが、少しのサポートで順調に進みました。
花巻は箸を使った成形を見て、面白い😀と驚かれた様子。
お2人とも、手で生地を持って捻る応用編の方の成形は、なかなか難しい…とのことでしたが、何事も練習なので、お家でも是非練習してみてくださいね。
角煮は時間がかかるので、予めこちらで用意したものを仕上げ。香辛料の香る、味染み染みの柔らかい角煮です。
角煮は、台湾風には肉を焼いてから作りますが、
こちらでは中国南方のトンポーロー(東坡肉)の作り方でご紹介しています。
作るのに少々時間はかかりますが、脂が抜けるのでヘルシー。身がプルプルに柔らかいので、ご飯のおかずにも合います。
レシピを見ながら、角煮に向く三枚肉の選び方、煮込む際の火加減、煮汁に一緒に入れる香辛料についてご説明しました。
実はこの角煮の煮汁は、万能ダレ😋でもあります。
(…ちょっと魯肉飯のタレにも似ています)
煮汁を使っで他のお惣菜なども作ることが出来るので、併せてご紹介しました。
角煮の付け合わせは、台湾風に高菜の炒め物とピーナッツ粉。
バンズに角煮と、高梨炒めとピーナッツ粉を載せて一緒に頂くスタイルです。
お2人とも、早速作ったバンズ生地で試食されて、
美味しい😋❗️と言って頂けました✨
帰りに早速お肉屋さんに寄り、皮付き肉を買って帰るとのこと。
お家でも、是非お孫さんとご一緒に作って、
楽しい時間をお過ごしください。
本日もご参加頂きまして、ありがとうございました。
油条、䶢豆浆(揚げパン、豆乳スープ)レッスン
油条と䶢豆浆(揚げパンと豆乳スープ)のレッスンを
行いました。
生徒さんは最近台湾に旅行で行かれたそうで、このレッスンにご興味があったそうです。
レッスンでは予め仕込んだ生地を使って成形しました。
揚げる段階では、揚げる前の生地の見極め、揚げ温度など大事なポイントをお伝えしました。
今回のレッスンではもうひとつ、仕込み時間が短い方法もお伝えしています。
こちらはご自分で生地を仕込んで頂きました。
簡単に作れる方は、仕込んだ生地、仕込み用の粉が一緒にお土産となります。
もう一つ、レッスンの大事なポイントが豆乳の種類やスープに向く豆乳、大豆の違いによる味の違いをお伝えすること。
2種類の国産(広島と北海道)の豆乳をご用意したものを少し試飲して頂きました。
お好みは北海道の大豆の豆乳の方ということでした。
揚げ作業、豆乳についてのレクチャーの後、試食タイム。
豆乳を温めてから、揚げたてを切った油条や他のトッピング、手作りラー油を垂らして頂きます。
食べ終わった後、休日の朝食、🍶を飲んだあとの翌朝に良さそうと言って頂けました😀良かったです。
是非お家でも作ってみてくださいね。
他の点心もご興味があるとのことでしたので、
また機会がありましたら他の点心も是非チャレンジしていただけたらと思います。
本日は雨天(荒天⛈️)の中をご参加いただきまして、ありがとうございました。
師匠のもとで点心修行
2ヶ月ぶり、師匠の元へ。点心修行に行ってきました。
習ったのは鮭の翡翠餃子。
出来上がり写真を見て、どうやって成形するのか、興味津々、参加を楽しみにしていた点心です。
皮はニラ蒸し餃子や、蝦餃(ハーガゥ)の皮に近い
でんぷん生地。海藻粉を入れるので薄い緑色です。
蒸すと透明になるので、透けた生地に緑が映えて
キレイ。
餡はシャケと季節の緑の野菜で作り、成形は2種類あって、巾着型と、2つの窓のある形。
窓のある方には6つの素材を選んで窓の中にそれぞれトッピングします。
そのまま頂いても美味しいですが、大阪の旭ポン酢と一緒に頂いたら👌。。(東京ではあまり見かけないですが)
でんぷん生地で作る点心ですが、
次のメニュー候補には潮州粉果を考えていたのですが
潮州粉果は作り方がちょっと異なるでんぷん生地で出来上がりの感じが違う、
今回習ったシャケの翡翠餃子はニラ蒸し餃子に似た生地を使う応用編(成形)、
でんぷん第2段としては両者のどちらが良いのかな…とただいま考え中です。
でんぷん生地の点心は、食欲の落ちがちな夏でも
つるっと食べやすく、ビジュアルも涼しげで
蒸篭の蓋を開けると、オーっと声が上がるのは
小麦粉生地よりも圧倒的🎯……
点心にご興味のある方、今までいらした生徒の皆さまにも、是非一度でんぷん生地にもチャレンジしてみて頂きたいなと思っています。
…持ち帰りの点心は、帰ってきたら家族であっという間に平らげてしまいました。
(食べてしまうのは一瞬😅ですね…)
肉ちまき
学びの日々…
先日、都内の有名な山西省の麺料理のお店に伺いました。
習った麺は猫耳(マオアール)という、イタリアのオレキエッテに少し似ている小さな麺と、涼麺。他の一品は白菜の黒酢炒め。
猫耳は私も作りますが、薄力粉でなく今回は強力粉で作っているせいか、食感がかなりモチモチでした。
一番興味があったのは涼麺。材料は片栗粉。(他の粉で作る事もあり。)
どのように作るのか興味津々👀で先生の手元を見守りました。
中国は各地に色々な麺料理がありますが、山西省は内陸にあって、米の代わりに元々小麦粉が主食の地域。色々な麺料理があります。
刀削麺やビャンビャン麺など、最近は日本でも食べられるお店が増えていますよね。
麺の作り方に加えて、今回は涼麺と白菜の黒酢炒めの絶妙な黒酢使いが印象に残りました。
黒酢を効かせたタレは、酸味が効きながらもきつすぎず、シャープな爽やかさを感じました。さっぱりしていながら後を引く旨みもあってバランスが絶妙。美味しかったです。
ツルツルと食べてしまいました。
昔は氷など手に入りにくかったこともありますが、身体を冷やすのを嫌う中医学の影響もあって
冷たいものをと取る代わりに黒酢の爽やかな酸味で涼味を感じていたそうです。
酢には食欲を増す効果もあるので、一石二鳥でしょうか。
最近の日本の夏は本当に暑い💦ので、夏のお料理にもっと上手に黒酢を取り入れたら良いのかもしれません。
黒酢は、コウリャンや餅米など原料によっても味わいが変わり、黒酢が上手く使えたら中国料理の達人への第一歩と言われます。
白酢ほど酸味が強くないので、酢の物が苦手な方でも、黒酢の効いた炒め物などだったら食べやすいかもしれません。
麺の事、黒酢使いなど色々勉強になった1日でした。
(涼麺。本当に見た目が涼し気。)
※ 今レッスンのメニューにある炸醤麺の他に猫耳、担々麺など、麺のお料理もいずれお教室にてご紹介したいと思っています






