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4月 ニラ餃子のレッスン
今年も新緑の爽やかな季節になってきました。
先日(4月19日)文化センターの第4回目のレッスン、ニラ餃子が無事終了いたしました。
旬のニラを使い、でんぷん生地を使った蒸し餃子を作りました。
でんぷんの生地で作った皮は、本来は点心包丁を使って台の上で丸く伸ばして作ります。今回は家庭でも作りやすい、麺棒を使う方法で皮作りをしました。
でんぷん生地はグルテンの無い生地なので伸ばしやすいのですが、皮が破れずに包むには少し注意が必要。。
最初は少し戸惑いながらも、包むうちに少しずつコツが掴めたようで、生徒さん達は20個近い生地を無事包み終える事が出来ました。
焼き餃子も美味しいですが、この餃子もビール🍺と一緒に頂くと美味しい。ヒダを寄せるテクニックも不要なので、生地さえ用意すれば作りやすい点心と思います。焼き餃子のように焼く途中で水分を足したりする手間もなく、成形したものを蒸篭で蒸すだけで出来上がる点も手軽です。ご家庭でも作って頂けると良いですね。
今月(17日)のレッスンは蓮の葉ちまき。
日本では5月5日の端午の節句に柏餅や羊羹ちまきなど甘い物を頂きますが、中国では旧暦5月5日の端午節に健康を願ってちまきを食べる習慣があります。ちなみに今年の端午節は6月22日。
ちまきの種類は中国や台湾の各地で色々ありますが、今回は蓮の葉で包む香港で食べられているタイプをご紹介しようと思っています。
3月 春餅レッスン
1月から始まった点心講座ですが、
先週水曜日(15日)3回目を無事終了する事が出来ました。
3回目は春餅。広東の点心ではありませんが、元々粉物を主食とする北方では広く1年中食べられているものです。北京ダックを乗せてネギや味噌と巻いて頂くあの薄い皮…と言えばご存知の方も多いと思います。
伸ばすだけなので作りやすいのですが、この餅は生地を薄く大きく伸ばすので、慣れないと少し大変です。(麺棒で生地を伸ばす練習になります。)
この生地は焼き方もちょっとユニークで、それもポイントです。
まず初めに生地伸ばし。麺棒の使い方のコツをお教えしたら、皆さん最後はかなり綺麗に伸ばす事が出来るように😀なりました。
伸ばしたものを1人ずつ交代で焼いて頂き、包む具材となるお料理(青椒肉絲、鶏もも肉のパリっと焼き白髪ネギ甜麺醤添え、人参の花椒油和え)、そして師匠から習ったミントサラダを目の前で作りお渡しして終了。
お家で包んで食べて頂けたでしょうか。
来月はニラ餃子。浮き粉を使ったでんぷん生地で作ります。
2月 大根餅と珍珠丸子
昨日は第2回目のよみうり文化センター荻窪校でのレッスン。
レッスンのテーマは大根餅と珍珠丸子(餅米をまぶした焼売)。
飲茶レストランでもお馴染みの大根餅。
元々は中国南方でお正月(旧正月)に各家庭で食べられていたものです。
各家庭の味があり、地方によっても入れる具材が違うようですが(上海などではブロッコリーや人参を入れる。代用でミックスベジタブルなどを入れたり。)私が師匠から習ったのは、香港で食べられている中華ソーセージ(香腸)と海鮮(乾物)を入りのもの。
粉の配合が色々あり悩みましたが、今回は出来上がった時に切りやすいように硬めの生地にしました。
大根餅は、材料を入れたボウルに水分を加える時にちょっとしたコツがあるのですが、水分が加わって生地がどんどん変化していく様子を見て生徒さんから驚きの声が上がりました。
蒸している間に保存の仕方、生地の焼き方など説明し、次の珍珠丸子に。
こちらは作り方は割合シンプルで、肉団子に白いままのもち米、色漬けしたもち米をまぶして完了。蒸篭に乗せて蒸すと、出来上がりはとてもカラフル。
早速、"もち米が立っていてツヤツヤ!"との感想があがりました。
今回は蒸し待ちの時間が比較的あったので中華食材屋さんがどこにあるかなどの質問が出ました。近くにあり行きやすいところをご紹介しました。
大根餅に入れる中華ソーセージを買いたいとの事でしたが、先月の肉まんも早速復習し、粉も私がオススメしたものを買ってみたとのこと。その粉で作ってみたら美味しかったとの感想も頂きました。
熱心さに頭が下がります🙇🏻♀️。
早速復習していただけるのは教える側にとってはとても嬉しく、やり甲斐を感じます😊
ひとつひとつのレッスンを契機に点心に興味を持つ方が増えていきますように。
今月ご参加いただいた生徒様、ありがとうございました。
来月のテーマは春餅。これは焼き方がユニークな生地です。
どんな具材を巻くか。今から色々試作です。
来月も美味しいと言って頂けますように。
うどん打ち体験のお手伝い
今週は風も冷たく特に寒い日々が続きますね。
我が家の小さな庭に花を咲かせている植物達も、寒さに耐えながら健気に花を咲かせています。
幸い東京地方は今の所大雪は降っていませんが、これからは受験シーズン。ご本人はもとより受験生のおられるご家庭は健康管理、天候の事など気を揉む季節だと思います。
一方で、八百屋さんの店先を覗くと春の山菜が並び始め、早くも春の訪れの気配を感じる頃にもなって来ました。
皆さまに是非良い春が訪れますように。
前置きが長くなりましたが
今日は4月に中野区の旧図書館跡に新規開校するフリースクールで行われたうどん打ち体験のお手伝いに行って来ました。集まるのは小中学生とその保護者の方々。学校見学を兼ねて、うどん打ちの体験会です。
事前の準備としてまずは麺つゆ作り。いりこや椎茸、昆布、カツオ節で出汁を作り、前日に作っておいた'かえし'と合わせて麺つゆを作りました。うどん生地の準備は当日というわけにいかないので、これもまた前日に用意。
当日はやはり忙しくてバタバタしましたが、子供さん達が伸ばしたり切ったりした麺を茹で、お汁に入れてお出ししたら、お子さんも大人(保護者)も何杯もお代わり。大変喜んで頂きました。こちらも皆さんの満足そうなお顔にホッとしました。
当初、小学生のお子さん達が作業を上手く出来るかと心配してたのですが、仲良くお互いに順番を譲りながら生地を伸ばしたり、包丁を上手に使って切ったりする様子に感心しました。保護者の方々も生地の作り方に興味を持たれ色々質問されたり、時にはお子さんと交代して生地を伸ばしながら、とても楽しいですねとおっしゃっる方もいました。
誰でも作業をしている時に無心になれるのが粉物の良さですね。
今日は有意義な体験のお手伝いが出来、忙しいながらも充実した一日となりました。
最近、麺はあまり作って無かったのですが、家にも中力粉があるのでそれでうどんを作ろうか、それとも久しぶりにジャージャー麺を作ってみようかなどと考えながら帰ってきました。
文化センター 肉まんあんまんレッスン
昨日、よみうり文化センター荻窪校で初回の点心の講座を行いました。
開催日が間近になり、果たして生徒さんに上手く説明出来るかしら…と内心ドキドキしていたのですが、事前の打ち合わせにセンターに伺った際、担当者さんから'先生も生徒さんとご一緒に是非楽しんでくださいね!'と仰って頂いて心が楽になり、おかげさまで皆さんと一緒に楽しい時間を過ごさせて頂きました。
ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。
今回は冬らしいものをということで、内容は肉まんとなりました。お一人あたり肉まんを10個、あんまんを2個包んで頂きました。あんまんの方が餡を包みやすいので、あんまん→肉まんの順に包みました。
生地の扱い、イーストのこと、麺棒の持ち方や扱い、生地を伸ばしてから餡を包むまでを一つ一つ順番に説明しました。
皆さん、最初は少し戸惑いながらでしたが、やっていくうちに少しずつ慣れて順調に包み終える事が出来ました。最後にはふんわり蒸し上がった肉まんを見て感激!
各自作ったものは持ち帰りなので、私がデモで作ったものを試食として最後に召し上がって頂いたのですが、皮がふんわりして美味しい!具はやはりシンプルなものが良いですね!などの嬉しい感想を頂く事が出来ました。
午後のレッスンなので(夕食に)お土産が持ち帰り出来て助かる、忘れない内に復習したいともおっしゃて頂きました。(是非復習頑張ってくださいね!)
何事も熱意が上達のスタートですよね😀。
是非肉まんの包み方を上達して頂いて、お家で作って頂いてご家族の皆さまにも喜んで頂けたらと思います。
来月は大根餅(と珍珠丸子)を予定。来月も美味しいと喜んで頂けるように頑張りたいと思います。
お席はまだ若干余裕がございますので、ご興味がありましたら是非参加をご検討(申込はよみうり文化センター荻窪校まで)くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。