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和梨のケーキ
先日我が家に急なお客さまがあり、和梨のケーキと桂花烏龍茶でおもてなししました。
梨ジャムは用意してあったので、速攻生地を作って包んでオーブンへ。なんとかギリギリ間に合いました。
和梨の、ケーキ…?と思われるかもしれませんが、実はパイナップルケーキの和梨のバージョン。皮は殆ど同じで(少し違う)中身が和梨で作ったジャムになります。りんごを使ったお菓子は多いけど和梨のは少ない…ということで私の点心の師匠が考案したお菓子です。
梨は栗と並んでそろそろシーズンの終盤だけれど、今はにっこり梨という果肉のしっかりした甘い梨と、ジューシーで食べやすい南水をよく見かけます。最近は赤梨が主流で昔よくみた二十世紀などの青梨は少ないですね。果物はどんどん品種改良されて新しいものが出てきます。
私は作る時はその時に手に入りやすい梨を使って作っています。
梨を煮詰めるのは水分が多いのでパイナップルを煮詰める時よりも少し時間がかかりますが、年中店頭に出回るパイナップルと違って、今だけのお味なので貴重。日本人としては季節感を感じられるものはやはり良いですね。
さて、お客さまは美味しいから、まだあるならもっと食べたい!と。帰りにお土産にお渡ししました。
また梨を買ってきてジャムを作り、いつでも作れるよう分割して冷凍庫にしまいました。
今度はいつ作ろうかな。(作ったものも冷凍できます)
水餃子
今日も秋晴れ、爽やかな日が続いてますね。
こういう日が少しでも長く続いてくれますように。
日が短くなり朝晩が少しずつ冷えるようになってきて、温かい食べ物が恋しくなる季節になりました。
先日、久しぶりに点心教室で水餃子のクラスのアシスタントをしてきました。
水餃子は色々な包み方がありますが、茹でるためにしっかりと生地の端を閉じるのは必須。しっかり茹でて皮が少し透明になり、膨らんできたら引き揚げ時。熱々出来立ては本当に美味しくてタレ無しでも何個でも食べられてしまいます。
話が変わりますが、私達が日常目にする焼き餃子というのは実は日本で考えられたもの。
以前習っていた中国人の先生によると、北京では鍋貼(ゴーティエ)というものがあるけれど、いわゆる焼き餃子とは形が違い、皮を完全に閉じない形で包んで焼く。焼く時に肉の美味しそうな香りが食欲をそそる、元々は屋台の食べ物。
焼き餃子というと、翌日に残った水餃子を焼いて食べることがあることから、水餃子の残り物を指すそうで、(ご当地餃子を競う日本人としてはショック😨な話ですね)とにかく中国で焼き餃子をお客さまに出すのは失礼なんだとか。
(※点心教室では試食用以外の水餃子はいつでも茹でられるように蒸してお渡ししています)
中国では餃子といえばあくまで水餃子。北方では新年を迎える時に家族で作って食べる風習があります。色々な具を包む事が出来るので、(現地でも食べましたが)本当に色々なバリエーションがあります。おかずと主食を同時に摂れる、こんなところに中国人の合理性を感じますね。
頬張った途端に皮の中からいい香りに包まれる、ジューシーな水餃子…いずれご紹介出来たらと思っています。
肉まんの生地って深い
やっと気持ちの良い季節になってきましたね。
10月は1年で一番穏やかな季節。
近年は少し気候が変わってきた気がしますが、暑さが去り、本格的な冬が来る前のこの気持ちの良い季節に、旅行やイベントなど色々計画されている方も多いのではないでしょうか。
これから寒い季節に向かうと、ほかほか♨︎温かいものがだんだん恋しくなりますね。
それで肉まんのレッスンが出来たら良いなと思い、現在肉まんの生地を色々と研究中です。
私自身、色々な教室で肉まんの作り方を教わりましたが、改めて自分で取り組んでみると粉、水分、酵母などの発酵条件…色々と奥が深いです。これに具のバリエーションもあるので、本当に美味しいの追求は無限大という感じです。
もちろん、皆さんにお伝えする際にはわかりやすいレシピ、ご家庭で作りやすいものをお伝えしたいと思っています。
近いうちにご案内が出来たらと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。