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2022-11-26 22:01:00

北海道

所用があって先週の週末に北海道迄行ってきました。

3年ぶり。色々ニュースが流れていますが、全国旅行支援などが行われている事もあってか、飛行機はほぼ満席。入国緩和もあってホテルでは海外からの団体客もチラホラ見かけました。

着いた日の夜はあいにくの雨降りだったのですが、札幌の街中、有名な繁華街のススキノは週末の夜を楽しむ若い人たちで溢れていました。

東京より気温が10度ほど低いのでかなり寒いかなと思いましたが着いてみるとそれほどでもなく、街歩きを楽しむことが出来ました。

 

滞在中は有名なラーメン横丁で美味しい味噌ラーメンを頂いたり、ラムしゃぶ屋さんにも行きました。

市内の二条市場に行って色々お買い物もしました。ここにはお鮨屋さんや海産丼を楽しめるお店もあります。やはり海鮮ものは本当に美味しい。筋子のたっぷり入った秋鮭、厚岸の牡蠣…あれこれ買い物を楽しむことが出来ました。

 

(ちなみに現在宿泊者は1人当たり日曜平日は3000円、土曜日は1000円分北海道応援クーポンが頂けて食事や観光やお買い物に使うことが出来ます。)

 

意外に今回印象に残ったのは乳製品。

やはり北海道は乳製品が美味しいです。ホテルの朝食バイキングのヨーグルト。そして地元のコンビニで売っている飲むヨーグルト…ちょっとしたスイーツみたいなお味でした。地元の人には当たり前なのでしょうけれど、やはり味のレベルが高い。学生時代に札幌出身の友人が'東京の牛乳は美味しくない、飲む気がしない'と嘆いていた事を思い出しました。

 

観光客は決まったところで買い物をしがちですが、意外なところに美味しいものがあるのかもしれないですね。そんな発見をするのも旅の楽しみの一つかなと思って帰ってきました。

 

 

2022-11-13 18:07:00

エコ茶会

昨日、今日と2日間に渡って東京都産業貿易センター浜松町館で開催された2022年度のエコ茶会。

今年は3年ぶりの対面開催(オンラインとのハイブリッド開催)。久しぶりに会場まで足を運んできました。

 

コロナ前よりも参加人数を絞り、出店店舗も少し減った気がするけど、会場の熱気は以前と同じ。浅草でやっていた時よりも場所も広くなって回りやすかったです。

お目当ては黒茶だったのだけど、やはり会場で色々見るうちにあれこれ…岩茶やら台湾の烏龍茶やら何種類かが目に入りました。

 

特に何気に立ち寄って試飲した紅烏龍茶(台湾茶)は、その優しく大らかな甘さがいつまでも口に残って感動してしまいました。

正直なところ、今まで紅烏龍茶はそんなに印象の強いものに出会った事がなかったので、このお茶の味には驚きました。本当に良いと思うお茶との出会いはなかなか無いこともあり、少々高価でしたが😅迷わず購入しました。

(こちらのお店、場所をお聞きしたら事務所が割合にご近所で驚きました。コロナ前は試飲も出来るお店だったそうで、気がつかなかったです。。)

 

紅烏龍茶は近年人気が出てから台湾各地で作られるようになったようですが、これは元々の生産地である台東で開発した時のオリジナルの技術で作られたものとか。美味しいのも道理ですね。

 

他には茶(れいちゃ)という、客家の人々が日常的に飲むお茶も買ってきました。これはお茶というよりも、種実や豆、雑穀、茶葉などをすり潰して合わせたもので、栄養価が高くて香ばしい'食べるお茶'。

現地では1日3回飲むと98歳まで長生きすると伝えられているそうです。

飲み方ですが、加糖のものは豆乳や牛乳を入れてスプーンでかき混ぜながら飲みます。無糖なら甘酒などと合わせたりしても美味しい。(無論お湯で溶いて頂いてもOK)

甘酒と頂くと発酵パワーも加わってまさに最強かもしれません。今回手に入れたのは台湾客家の業者さんから仕入れているお店のものです。

 

久しぶりの対面開催でしたが、直に商品を見ながらお茶を選んだり茶器を見たり、お店の人とお話ししながらその場で試飲出来るのはやはり楽しいです。

以前のようなお茶席は今年はまだ無いけれど、やっと対面で無事開催されたので、来年以降も順調に開催されると良いなと思います。

 

 点心のレッスンを開催する際には、季節を意識しながら点心に合わせた美味しいお茶を是非ご紹介出来たらと思っています。

色々なお茶を美味しく淹れるため、目下修行中、試行錯誤の日々ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022-11-06 17:57:00

和梨のケーキ

先日我が家に急なお客さまがあり、和梨のケーキと桂花烏龍茶でおもてなししました。

梨ジャムは用意してあったので、速攻生地を作って包んでオーブンへ。なんとかギリギリ間に合いました。

 

和梨の、ケーキ…?と思われるかもしれませんが、実はパイナップルケーキの和梨のバージョン。皮は殆ど同じで(少し違う)中身が和梨で作ったジャムになります。りんごを使ったお菓子は多いけど和梨のは少ない…ということで私の点心の師匠が考案したお菓子です。

 

梨は栗と並んでそろそろシーズンの終盤だけれど、今はにっこり梨という果肉のしっかりした甘い梨と、ジューシーで食べやすい南水をよく見かけます。最近は赤梨が主流で昔よくみた二十世紀などの青梨は少ないですね。果物はどんどん品種改良されて新しいものが出てきます。

私は作る時はその時に手に入りやすい梨を使って作っています。

 

梨を煮詰めるのは水分が多いのでパイナップルを煮詰める時よりも少し時間がかかりますが、年中店頭に出回るパイナップルと違って、今だけのお味なので貴重。日本人としては季節感を感じられるものはやはり良いですね。

 

さて、お客さまは美味しいから、まだあるならもっと食べたい!と。帰りにお土産にお渡ししました。

また梨を買ってきてジャムを作り、いつでも作れるよう分割して冷凍庫にしまいました。

今度はいつ作ろうかな。(作ったものも冷凍できます)

 

 

 

 

 

 

2022-10-28 13:36:00

水餃子

今日も秋晴れ、爽やかな日が続いてますね。

こういう日が少しでも長く続いてくれますように。

日が短くなり朝晩が少しずつ冷えるようになってきて、温かい食べ物が恋しくなる季節になりました。

 

先日、久しぶりに点心教室で水餃子のクラスのアシスタントをしてきました。

 

水餃子は色々な包み方がありますが、茹でるためにしっかりと生地の端を閉じるのは必須。しっかり茹でて皮が少し透明になり、膨らんできたら引き揚げ時。熱々出来立ては本当に美味しくてタレ無しでも何個でも食べられてしまいます。

 

話が変わりますが、私達が日常目にする焼き餃子というのは実は日本で考えられたもの。

以前習っていた中国人の先生によると、北京では鍋貼(ゴーティエ)というものがあるけれど、いわゆる焼き餃子とは形が違い、皮を完全に閉じない形で包んで焼く。焼く時に肉の美味しそうな香りが食欲をそそる、元々は屋台の食べ物。

 

焼き餃子というと、翌日に残った水餃子を焼いて食べることがあることから、水餃子の残り物を指すそうで、(ご当地餃子を競う日本人としてはショック😨な話ですね)とにかく中国で焼き餃子をお客さまに出すのは失礼なんだとか。

(※点心教室では試食用以外の水餃子はいつでも茹でられるように蒸してお渡ししています)

 

中国では餃子といえばあくまで水餃子。北方では新年を迎える時に家族で作って食べる風習があります。色々な具を包む事が出来るので、(現地でも食べましたが)本当に色々なバリエーションがあります。おかずと主食を同時に摂れる、こんなところに中国人の合理性を感じますね。

 

頬張った途端に皮の中からいい香りに包まれる、ジューシーな水餃子…いずれご紹介出来たらと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

2022-10-16 13:30:00

肉まんの生地って深い

やっと気持ちの良い季節になってきましたね。

10月は1年で一番穏やかな季節。

近年は少し気候が変わってきた気がしますが、暑さが去り、本格的な冬が来る前のこの気持ちの良い季節に、旅行やイベントなど色々計画されている方も多いのではないでしょうか。

これから寒い季節に向かうと、ほかほか♨︎温かいものがだんだん恋しくなりますね。

それで肉まんのレッスンが出来たら良いなと思い、現在肉まんの生地を色々と研究中です。

私自身、色々な教室で肉まんの作り方を教わりましたが、改めて自分で取り組んでみると粉、水分、酵母などの発酵条件…色々と奥が深いです。これに具のバリエーションもあるので、本当に美味しいの追求は無限大という感じです。

もちろん、皆さんにお伝えする際にはわかりやすいレシピ、ご家庭で作りやすいものをお伝えしたいと思っています。

近いうちにご案内が出来たらと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。